汲み出し茶碗(読み)クミダシチャワン

デジタル大辞泉 「汲み出し茶碗」の意味・読み・例文・類語

くみだし‐ちゃわん【×汲み出し茶×碗】

茶の湯で、寄付よりつき待合まちあいで用いる広口の小さな茶碗香煎こうせん昆布茶桜湯などを入れて出す。勝手から湯を汲み入れて客に出すところからの名。汲み出し。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「汲み出し茶碗」の解説

くみだしぢゃわん【汲み出し茶碗】

背が低いやや大ぶりの茶碗。茶道寄付(よりつき)や待合(まちあい)で素湯(さゆ)、昆布茶などを入れて出すのに用いる。◇「汲み出し」と略す。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

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