池泉村(読み)いけいずみむら

日本歴史地名大系 「池泉村」の解説

池泉村
いけいずみむら

[現在地名]武生市池泉町

味真野あじまの扇状地の扇頂部付近、武衛ぶえい山の西北麓に位置する。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図は当村を今南東いまなんとう郡に「新町村」として高二〇八・七八五石を記し、貞享二年(一六八五)の「越前地理指南」以降「池泉村」と記される。霊泉れいせん寺の山際にある活泉から村名が起こった。正保郷帳によると新町村総高二〇八・七八四石はすべて畠方。寛政元年(一七八九)の御廻国様御通ニ付高斗代寺社並ニ家数人数御改帳(「越前宗門帳」所収)によれば、家数三二・人数一三三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android