池寺村(読み)いけでらむら

日本歴史地名大系 「池寺村」の解説

池寺村
いけでらむら

[現在地名]甲良町池寺

長寺おさでら村の東、北は金屋かなや村。長禄三年(一四五九)三月一九日の快増・重継連署奉書(内山文書)に「江州池寺南陽坊之代官」とある。天正一〇年(一五八二)八月二一日の多賀政勝・堀秀政連署状(多賀文書)に、多賀貞能の隠居分として「西明寺反銭 百貫文」と「池寺十坊分 百石 中間十人斗人足十四五人有之」が記される。同一九年四月二七日の御蔵入目録(林文書)に村名がみえ、高九〇四石余、小物成として山手米一三石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報