池上文僊(読み)いけがみ ぶんせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池上文僊」の解説

池上文僊 いけがみ-ぶんせん

1887-1921 大正時代の日本画家。
明治20年生まれ。池上雲昂の子。四条派野村文挙にまなび,山水画,仏画にすぐれた。達磨(だるま)百図をえがき,柏樹禅師より禅画堂の号をうける。六朝(りくちょう)風の書も得意とした。大正10年1月19日死去。35歳。長野県出身。著作に「禅画百譚」「一棟一喝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android