江草重忠(読み)えぐさ しげただ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江草重忠」の解説

江草重忠 えぐさ-しげただ

1877-1944 明治-昭和時代前期の出版経営者。
明治10年2月2日生まれ。有斐閣の初代社長江草斧太郎の養子となる。明治41年同社をつぎ,法律・政治・経済書の出版で業績をのばす。昭和10年美濃部達吉著「憲法撮要」などが発禁処分をうける。16年日本出版配給の初代社長。昭和19年10月8日死去。68歳。三重県出身。東京帝大卒。旧姓水谷

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android