江木欣々(読み)えぎ きんきん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江木欣々」の解説

江木欣々 えぎ-きんきん

1877-1930 明治-大正時代,江木衷(ちゅう)の妻。
明治10年生まれ。関新平次女。東京新橋の芸者書画,篆刻(てんこく),謡曲,乗馬などひろい趣味をもち,社交界で名を知られた。大正14年夫と死別。昭和5年2月20日自殺した。54歳。鏑木清方(かぶらき-きよかた)の「築地明石町」のモデルといわれる。名は栄子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android