江戸間(読み)えどま

精選版 日本国語大辞典 「江戸間」の意味・読み・例文・類語

えど‐ま【江戸間】

〘名〙 主に江戸で行なわれた柱間寸法曲尺(かねじゃく)五尺八寸(約一・七六メートル)を一間とする。田舎間
細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉上「江戸間であるから八畳が京間の六畳」

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デジタル大辞泉 「江戸間」の意味・読み・例文・類語

えど‐ま【江戸間】

田舎間いなかま」に同じ。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「江戸間」の解説

えどま【江戸間】

日本建築基準寸法一つ。柱の中心と中心の間の長さを6尺(約182cm)、畳の大きさを、5尺8寸(約176cm)×2尺9寸(約88cm)とし、これを基準設計・施工する。関東地方以北に多く使われ、現在はこの寸法による住宅が多い。◇「田舎間」「関東間」ともいう。

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