江戸の張り(読み)えどのはり

精選版 日本国語大辞典 「江戸の張り」の意味・読み・例文・類語

えど【江戸】 の 張(は)

江戸特有のものと見なされた心意気利害得失を顧みず生命をも賭けて、潔癖におのれを通し守ろうとする意地。主に江戸の遊女の意地にいう。
難波鑑(1680)二「さる人、長崎寝道具にて、京の上臈に江戸のはり持たせ、大坂九軒町にて遊びたしと、ねがひしとかや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android