江川坦庵(読み)えがわたんあん

世界大百科事典(旧版)内の江川坦庵の言及

【江川太郎左衛門】より

…伊豆国韮山に屋敷をもつ江戸幕府の世襲代官。代々太郎左衛門を名のった。出自は,大和国奥之郷宇野に住した清和源氏源経基の孫,宇野頼親といわれる。9代親信のとき,伊豆国八牧郷江川に移住,その子治長は源頼朝挙兵に功あり,16代英親は日蓮に帰依,21代英信は姓を江川と改めたとされる。28代英長は,小田原北条氏の麾下(きか)にありながら,徳川家康に通じ,1590年(天正18)韮山開城に功あり,家康関東入部にともない,96年(慶長1)4809石の土豪代官に取り立てられ,物成十分一を与えられた。…

※「江川坦庵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android