江利門五左衛門(読み)えりかど ござえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江利門五左衛門」の解説

江利門五左衛門 えりかど-ござえもん

1774-1812 江戸時代後期の一揆(いっき)指導者
安永3年生まれ。豊前(ぶぜん)下毛郡(しもげぐん)多志田村(大分県本耶馬渓町)の庄屋。文化9年用水路建設にともなう地租追徴と新税の解除中津藩嘆願,いれられないため赤尾丹治らとともに蜂起。捕らえられて,同年11月21日処刑された。39歳。姓は江利角ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android