氷見[市](読み)ひみ

百科事典マイペディア 「氷見[市]」の意味・わかりやすい解説

氷見[市]【ひみ】

富山県北西端,能登半島の基部を占める市。1952年市制。中心の氷見地区は富山湾に臨み,漁港として発達氷見線が通じる。ブリ定置網漁,イワシ漁が特に盛ん。内陸部は耕地が少なく,江戸時代から小間物行商などの副業が発達し,現在も出稼ぎが多い。十二町潟オニバス発生地(天然記念物),朝日貝塚史跡),大境洞窟(史跡)があり,海岸景勝地能登半島国定公園に属する。230.56km2。5万1726人(2010)。

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