水音(読み)みずおと

精選版 日本国語大辞典 「水音」の意味・読み・例文・類語

みず‐おと みづ‥【水音】

〘名〙 水が流れたり落ちたりしている音。
玉葉(1312)夏・三八八「庭のうへの水音近きうたたねに枕すずしき月をみるかな〈藤原信実〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「水音」の意味・読み・例文・類語

みず‐おと〔みづ‐〕【水音】

水の流れる音。また、水滴の落ちる音。
[類語]川音瀬音渓声

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の水音の言及

【歌舞伎】より

…《箱根八里》など数種の曲があり,山道,街道,宿の立場(たてば)などの場面に用いる。 水音(みずおと)川,湖,池など水辺を示す場面で,水の流れを大太鼓によって象徴的に表す囃子。長桴(ながばち)の先で軽く連続して打つ。…

※「水音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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