水野好美(読み)みずの こうび

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水野好美」の解説

水野好美 みずの-こうび

1863-1928 明治-大正時代俳優
文久3年9月24日生まれ。洋画家から転じて新派劇界にはいり,明治24年伊井蓉峰(ようほう)の男女合同劇で初舞台。31年河合武雄らと浅草常盤(ときわ)座に「奨励会」を組織し,座長として7年間常打ち公演した。晩年は浅草で寄席を経営。昭和3年3月25日死去。66歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。前名は誉志美。号は孤芳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android