水絶(読み)みだゆ

精選版 日本国語大辞典 「水絶」の意味・読み・例文・類語

み‐だ・ゆ【水絶】

〘自ヤ下二〙 水の流れが絶える。
※公任集(1044頃)「白河の流れて今日を忘れめや とありければ、御車より見たえて浅き瀬とはなるとも」
[補注]見ることが絶えるの意を掛けて用いることが多い。

み‐だえ【水絶】

〘名〙 水が絶えること。
古今六帖(976‐987頃)一「天の河みたえもせなん鵲の橋も渡さでただ渡りせん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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