気象津波(読み)きしょうつなみ

デジタル大辞泉 「気象津波」の意味・読み・例文・類語

きしょう‐つなみ〔キシヤウ‐〕【気象津波】

大気擾乱に起因する海面副振動一種台風前線通過火山噴火に伴う空振などが気圧変化を引き起こし、海面に影響を与えて発生する。振動周期は数分から数時間程度。メテオ津波

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の気象津波の言及

【高潮】より

…台風など強い低気圧によって海面が甚だしく上昇する現象をいい,沿岸に被害をもたらすことがある。暴風津波,風津波,気象津波などということもある。同じく沿岸地方に直接災害をもたらす津波と比べると,まず,生成のうえで津波はおもに海底での地殻変動によるものであり,時間スケールについて見ると,高潮が1~2時間あるいはそれ以上にわたるのに対して,後者は数分からたかだか1時間程度の周期をもつなど明らかな違いがある。…

※「気象津波」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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