精選版 日本国語大辞典 「気色取」の意味・読み・例文・類語
けしき‐ど・る【気色取】
〘自ラ四〙 (「けしきとる」とも)
① 様子を見てとる。様子を察知する。感づく。
※平中(965頃)二七「人の気色どらぬ前に、月見むとて母の方に来て〈略〉ものは言へ」
② 内意をたずねる。意向を確かめる。けしきをとる。
③ きげんをとる。けしきをとる。
④ 気どる。すます。
※談義本・当世花街談義(1754)二「能おちつき気色(ケシキ)どり、いやあまり気色どるもわろし」
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