気立(読み)きだて

精選版 日本国語大辞典 「気立」の意味・読み・例文・類語

き‐だて【気立】

〘名〙 心の持ちよう。心だて。気質性質心意気
※天理本狂言・秀句傘(室町末‐近世初)「よいわかい者じゃと云て、きだてがみたいほどに」
忘却の河(1963)〈福永武彦〉二「気立のいい、その代りよく喋る娘だった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報