気無性・気無精(読み)きぶしょう

精選版 日本国語大辞典 「気無性・気無精」の意味・読み・例文・類語

き‐ぶしょう ‥ブシャウ【気無性・気無精】

〘名〙 (形動) 気のおもいこと。ものういこと。心のひきたたないさま。また、その性質。無精(ぶしょう)。〔詞葉新雅(1792)〕
われから(1896)〈樋口一葉〉五「昼寝がちに気無精(キブセウ)に成りて、次第に顔の色の青きを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報