気味合の思入(読み)きみあいのおもいいれ

精選版 日本国語大辞典 「気味合の思入」の意味・読み・例文・類語

きみあい【気味合】 の 思入(おもいいれ)

歌舞伎演技演出一つ相手の心を推量しながら、心にうなずいたり、色気を見せたりするなど、無言自分気持をあらわすこと。きみあい。
※歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立「両人気味合(キミア)ひの思(オモ)ひ入(イ)れにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android