気候区(読み)キコウク

デジタル大辞泉 「気候区」の意味・読み・例文・類語

きこう‐く【気候区】

共通気候型をもつ一続きの地域気候帯気温降水量などの細かい特徴によってさらに区分したときの各地域。

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精選版 日本国語大辞典 「気候区」の意味・読み・例文・類語

きこう‐く【気候区】

〘名〙 気候帯をさらに細分して同じ気候の区域に区分したもの。共通の特性をもつ気候型の分布地域。

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世界大百科事典(旧版)内の気候区の言及

【気候】より

… 気候を表すにはいろいろな方法がある。異なった場所の気候を比較するためには,決まった基準にしたがって気候を分類し,地図上で同じ気候に属する地域(気候区)を区分しておくと便利である。これが気候分類であり,気候区分でどのような基準で気候分類を行うかによって,気候区分も異なってくる。…

【地域】より

…前者は,指標に関して地域内部の部分的差異がなるべく小さくなるように,すなわち全体的に均等性(一様性,等質性)が認められるように画定するものである。たとえば,気温と降水量を組み合わせた気候類型による気候区,成因や構成物質,起伏量の差異により分類された地形区などの各種の自然地域や,同一作物あるいは数種の作物の組合せが展開している範囲,住宅地区,工業地帯などが,均等地域(等質地域)のもとになる。 実質地域を設定するためのもう一つの観点は,機能的に関連し合っている部分空間が,全体としての組織や一体性をもつ点におかれる。…

※「気候区」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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