精選版 日本国語大辞典 「気を付ける」の意味・読み・例文・類語
き【気】 を 付(つ)ける
① 気づかせる。思い出させる。
※太平記(14C後)三二「中中なる軍して敵に気を著(つケ)ては叶まじとて」
② 注意力をはたらかせる。
※浮世草子・好色貝合(1687)上「傾城のつとめにつき、なひしゃうのうきふし、鑑(かがみ)にかけて悟(さとる)ゆへに、気をつけてのあひさつ」
③ 意識を回復させる。正気にさせる。
④ 元気をとりもどす。景気づける。
※太平記(14C後)三〇「此の人人憖(なまじひ)なる事為出して敵に気を著ける事よと」
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