比類(読み)ヒルイ

デジタル大辞泉 「比類」の意味・読み・例文・類語

ひ‐るい【比類】

それとくらべられるもの。同じたぐいのもの。「比類ない経験」「比類なくすばらしい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比類」の意味・読み・例文・類語

ひ‐るい【比類】

〘名〙 比べるもの。同じたぐいのもの。比倫
※江吏部集(1010‐11頃)下・重陽侍宴清凉殿同賦菊是花聖賢応製「止足濃姿無比類
原子力文学(1954)〈小田切秀雄〉一「人間としての比類を絶した体験と」 〔礼記楽記

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「比類」の読み・字形・画数・意味

【比類】ひるい

なぞらえる。〔礼記、楽記〕倡和、應り。~物の理、各を以て相ひ動くなり。是の故に君子に反りて以て其の志を和らげ、を比して以て其の行ひをす。

字通「比」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android