毒液(読み)どくえき

精選版 日本国語大辞典 「毒液」の意味・読み・例文・類語

どく‐えき【毒液】

〘名〙 毒を含んだ液体毒汁
※動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉下「之と同時に有毒腺(ハ)は下齶を挙る所の筋肉に圧せられ牙側の溝に向て毒液を射出し」

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デジタル大辞泉 「毒液」の意味・読み・例文・類語

どく‐えき【毒液】

毒の入っている汁。毒汁。

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世界大百科事典(旧版)内の毒液の言及

【毒腺】より

…他の動物に対して毒物としての作用を示す物質は,毒液venomないし動物毒素zootoxinと呼ばれるが,これらを分泌する腺をいう。毒ヘビ類の毒腺は唾液(だえき)腺の唇腺が変形したもので,毒牙に連絡している。…

※「毒液」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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