毒殺（読み）どくさつ

精選版 日本国語大辞典

どく‐さつ【毒殺】

〘名〙 毒物、毒薬を使って殺すこと。毒害。

※読史余論（1712）三「此歳、観応二年二月廿六日、禅門卒す。四十七歳也。或は毒殺せらるとも云」 〔元史‐世祖紀〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

どく‐さつ【毒殺】

［名］(スル)毒物・毒薬を用いて殺すこと。毒害。「政敵を毒殺する」
[類語]絞殺・刺殺・射殺・銃殺・薬殺・圧殺・扼殺・殴殺・撲殺・斬殺・轢殺

出典　小学館

普及版 字通

【毒殺】どくさつ

毒を飲ませて殺す。〔漢書、王伝上〕（義）郡國に移檄(いげき)して言ふ、、を毒し、天子の位を攝し、室をたんと欲すと。

字通「毒」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

世界大百科事典（旧版）内の毒殺の言及

【毒味】より

…〈毒見〉とも書く。古今東西，毒殺の例はきわめて多く，それを未然に防ぐために行われた。令制下の日本では，宮内省内膳司の長官である奉膳が，天皇の食事の毒味をすることになっていた。…

※「毒殺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」