殻を言う(読み)からをいう

精選版 日本国語大辞典 「殻を言う」の意味・読み・例文・類語

から【殻】 を =言(い)う[=ぬかす]

(一説に「から」はほら貝の殻の意という) ほらをふく。
滑稽本・早変胸機関(1810)「大さうなカラをいって、おらが友だちは誰どんに彼どのなどとならべられるには、まっぴらだ」
※滑稽本・浮世床(1813‐23)初「おれに相談しねへでは埒(らち)明ねへなどと大きな壳(カラ)をぬかして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android