デジタル大辞泉
「残滓」の意味・読み・例文・類語
ざん‐し【残×滓】
《慣用読みで「ざんさい」とも》残りかす。「封建思想の残滓」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ざん‐さい【残滓】
※新版大
東京案内(1929)〈今和次郎〉
生活の東京「残滓
(ザンサイ)塵芥を投入する『ダストシュウト』まで備ってゐる」
ざん‐し【残滓】
〘名〙 あとにのこったかす。のこりかす。ざんさい。〔稿本化学語彙(1900)〕
※
戯作三昧(1917)〈
芥川龍之介〉一五「ここにこそ『
人生』は、あらゆるその残滓を洗って、まるで新しい鉱石のやうに、美しく
作者の前に、輝いてゐるではないか」
のこり‐かす【残滓】
〘名〙
① 食べたあとに残るかす。食べ残し。
② 一般に、用に供されたあとに残る
価値のないもの。のこりくず。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「残滓」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報