残忍(読み)ザンニン

デジタル大辞泉 「残忍」の意味・読み・例文・類語

ざん‐にん【残忍/惨忍】

[名・形動]無慈悲なことを平気ですること。また、そのさま。「―な犯行
[派生]ざんにんさ[名]
[類語]残酷残虐苛酷暴虐陰惨悲惨凄惨惨憺無残ひどむご惨たらしい痛ましい痛痛しい見るに忍びない目も当てられない冷酷冷血血も涙もない酷薄暴戻ぼうれい凄愴せいそう惨烈酷烈戦慄惨劇猟奇猟奇的嗜虐しぎゃく嗜虐しぎゃくすさまじいグロテスク阿鼻叫喚目を背ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残忍」の読み・字形・画数・意味

【残忍】ざんにん

残酷。〔三国志、魏、卓伝〕卓、性殘不仁、に嚴刑を以て衆を脅(おびやか)し、睚眦(がいぜい)(目を怒らせる)の隙(げき)(争い)にも必ず報じ、人自ら保たず。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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