殊恩(読み)しゅおん

精選版 日本国語大辞典 「殊恩」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐おん【殊恩】

〘名〙 特別に受けた厚い恩恵。
文華秀麗集(818)上・奉拝掖庭、簡橘尚書〈小野岑守〉「朔平門衛不敢入、別有殊恩掖庭」 〔謝偃‐観舞賦〕

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デジタル大辞泉 「殊恩」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐おん【殊恩】

特別に受けた厚い恩義。格別の恩。
「―に浴して拝謝する者」〈福沢福翁百話

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普及版 字通 「殊恩」の読み・字形・画数・意味

【殊恩】しゆおん

特別の恩。晋・潘岳〔馬督(敦)の誄(るい)〕たる天子、旌(あら)はすに殊恩を以てす。光光たる、乃ち其の門にす。~死して靈らば、庶(ねが)はくは魂を慰めよ。嗚呼(ああ)哀しい哉(かな)。

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