死線(読み)しせん

精選版 日本国語大辞典 「死線」の意味・読み・例文・類語

し‐せん【死線】

〘名〙
牢獄、または捕虜収容所の周囲に設けられた、これを越えると銃殺されることになっている限界線。
② 生きるか死ぬかの境。生死にかかわる重大な境遇
神野信一講演集(1932)〈神野信一〉四「再三再四死線(シセン)を突破した我々同志の『我等正義の士なり。』と云ふこの信念

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デジタル大辞泉 「死線」の意味・読み・例文・類語

し‐せん【死線】

生死の境。「死線をさまよう」
捕虜収容所や牢獄ろうごくなどの周囲に設けられた線。これを越えると逃走を企てたものとして銃殺される。

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