デジタル大辞泉
「死生」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しに‐いき【死生】
〘名〙
① 死ぬことと生きること。生き死に。生死。
※
人情本・閑情末摘花(1839‐41)二「『モウ片付ましたのかへ』『何様
(どう)して片付く所か、死生
(シニイキ)せへ分らねへ』」
② 死ぬこと。
※
浄瑠璃・心中刃は氷の
朔日(1709)上「のぞみもとげず、死に生きも出来かねまいと思へば、胸も塞がって」
※玉塵抄(1563)三九「死生
(シニイキ)を
軍兵と同やうにしてこらえたぞ」
し‐しょう ‥シャウ【死生】
〘名〙 (「しょう」は「生」の
呉音) 死ぬことと生きること。生と死。いきしに。
しせい。
※
延喜式(927)
二八「凡武芸優長、性志耿介、不
レ問
二水火
一、必達
レ所
レ向。勿
レ顧
二死生
一、一以当
レ百番並給
二別祿
一」
し‐せい【死生】
〘名〙 死ぬことと生きること。生きるか死ぬか。いきしに。ししょう。
※思ひ出す事など(1910‐11)〈
夏目漱石〉三「余が多量の血を
一度に失って、死生
(シセイ)の境に彷徨してゐた頃である」 〔易経‐繋辞上〕
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普及版 字通
「死生」の読み・字形・画数・意味
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