死士(読み)しし

精選版 日本国語大辞典 「死士」の意味・読み・例文・類語

し‐し【死士】

〘名〙 死を決して行動する人。決死の士。
朝野群載(1116)一二・新羅賊勅賦「且警兵機、且勤耕織生民楽業死士軽一レ戦」
史記抄(1477)一二「国をば治めせいで死士を養は仇にならうぞ」 〔春秋左伝‐哀公一六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「死士」の意味・読み・例文・類語

し‐し【死士】

死を決して行動する人。決死の士。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「死士」の読み・字形・画数・意味

【死士】しし

決死の士。〔戦国策、秦一〕是(ここ)に於て乃ちを廢して武に任じ、厚く死士をふ。甲を綴り兵を(みが)き、を戰場に效(いた)す。

字通「死」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android