死人花（読み）シビトバナ

デジタル大辞泉

しびと‐ばな【死人花】

ヒガンバナの別名。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しびと‐ばな【死人花】

〘名〙

① 植物「ひがんばな（彼岸花）」の異名。《季・秋》

※俳諧・番匠童（1689）七月「まんじゅさけ 山慈菇也 俗に云しびとはな」

② 植物「うつぼぐさ（靫草）」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙（1847）〕

しぶと‐ばな【死人花】

〘名〙 植物「ひがんばな（彼岸花）」の異名。

※浄瑠璃・多田院開帳（1695‐96頃）一「手向けの花にはまんじゅしゃげ是ぞくにいふしぶと花」

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

死人花 (シビトバナ)

植物。ヒガンバナ科の多年草,園芸植物,薬用植物。ヒガンバナの別称

死人花 (シビトバナ)

植物。シソ科の多年草,園芸植物,薬用植物。ウツボグサの別称

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」