死亡一時金(読み)しぼういちじきん

精選版 日本国語大辞典 「死亡一時金」の意味・読み・例文・類語

しぼう‐いちじきん シバウ‥【死亡一時金】

〘名〙
① 共済組合制度の長期給付一つ通算退職年金の受給資格者が通算退職年金または返還一時金支給を受けないで死亡したとき、遺族に支給される一時金。
② 国民年金法上の給付の一つ。三年以上の保険料を支払った者が死亡し、その者が老齢年金通算老齢年金障害年金母子年金準母子年金の受給権者でなかった場合に、遺族に支給される一時金。

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世界大百科事典(旧版)内の死亡一時金の言及

【国民年金】より

…年金額は,夫が生存していれば受給するはずであった第1号被保険者にかかる老齢基礎年金の額の3/4である。(3)死亡一時金:第1号被保険者として保険料を3年以上納めた者が,老齢基礎年金,障害基礎年金のいずれも受給しないで死亡し,その遺族が遺族基礎年金を受給できない場合に,保険料納付済期間に応じた額が支給される。(4)脱退一時金:国民年金の第1号被保険者としての保険料納付済期間が6ヵ月以上ある外国人で年金の受給権を取得できなかった者に,保険料納付済期間に応じた額が支給される。…

※「死亡一時金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」