死を視ること帰するが如し(読み)シヲミルコトキスルガゴトシ

デジタル大辞泉 の解説

ることするがごと

《「大戴礼」曽子制言上から》死ぬことを、家に帰ることと同じように思う。死に臨んで、恐れないようすをいう。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

し【死】 を 視(み)ること帰(き)するが如(ごと)

(「大戴礼‐曾子制言上」の「及其不一レ避也、君子視死如帰」から) 死を恐れない様子は、まるで家に帰る時のような気安さである。死に臨んで、ゆったりと落ち着いているさまをいう。〔呂氏春秋‐季冬紀・士節

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