歴陽(読み)れきよう

世界大百科事典(旧版)内の歴陽の言及

【湖】より

…ある町が陥没して湖となるが,1人の老婆だけがあらかじめその異変のおこることを知らされており,前兆があらわれると老婆は逃げだして1人だけ生命がたすかる。ただし,もしふり返って湖を見た場合にはただちに石に化してしまう,というのがその伝説に共通した筋書で,漢の淮南国に属した歴陽(れきよう)に関する伝説がとりわけ有名であった。歴陽の町は麻湖にかわったのである。…

※「歴陽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」