歩初(読み)ありきぞめ

精選版 日本国語大辞典 「歩初」の意味・読み・例文・類語

ありき‐ぞめ【歩初】

〘名〙
貴人が、年頭、または、転宅、病気回復などの後、初めてよそへ出かけること。また、その儀式
子供が初めて歩くこと。また、その儀式。
※隆信集(1204頃)賀「おさなきこのありきそめにくるまひきいれられて侍しに」

あるき‐ぞめ【歩初】

〘名〙 幼児が歩き始めること。また、その時する祝い事。あるきはじめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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