歩に回る(読み)ぶにまわる

精選版 日本国語大辞典 「歩に回る」の意味・読み・例文・類語

ぶ【歩】 に 回(まわ)

利息を生み出すものとして用いることができる。
評判記役者口三味線(1699)京「殊に諸げいもよく、御ないせうもよいげな、ぶにまわる家がござるが」
利益が多くなる。得になる。
※雑俳・秋の月(1743)「歩に廻るならわしゃ尼になろ」

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