武蔵野歴史地理(読み)むさしのれきしちり

日本歴史地名大系 「武蔵野歴史地理」の解説

武蔵野歴史地理
むさしのれきしちり

九冊 高橋源一郎著 武蔵野歴史地理学会 昭和三―七年刊(復刻昭和四六―四八年)

解説 著者の実踏調査に基づき町村の変遷・発達、神社仏閣・古碑・古墳・名勝地、人物の経歴、古城址の興廃、城主の事績などを収めた地誌。東京北郊(北豊島郡)・東京西郊(豊多摩郡)・東京西南郊(荏原郡)・南武蔵野(北多摩郡中部)・清戸村山地方(北多摩郡北部)・多摩川北岸地方(北多摩郡南部)・多摩川南岸地方(橘樹郡西北部・南多摩郡東部)・八王子地方(八王子及び南多摩郡西部)秋川渓谷(西多摩郡南部)・多摩川上流地方(西多摩郡西北部)・旧新座郡地方、柳瀬川流域(所沢近郊)・新河岸川流域・旧高麗郡地方・川越地方(川越市及び仙波地方)・入西地方(坂戸・越生近郊)を網羅している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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