武蔵村山[市](読み)むさしむらやま

百科事典マイペディア 「武蔵村山[市]」の意味・わかりやすい解説

武蔵村山[市]【むさしむらやま】

東京都中部の市。1970年市制。狭山丘陵南麓にあり,武蔵七党の一つ村山党の発祥地。かつては養蚕狭山茶の栽培を主とする農村で,村山大島紬(つむぎ)を特産した。1960年代から自動車工場や住宅団地などが増加し,都市化が進んだ。2001年3月,日産自動車村山工場が閉鎖し,跡地の一部を利用して2006年11月大規模ショッピングセンターダイヤモンドシティ・ミューが完成。15.32km2。7万53人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android