武者小路 正雄(読み)ムシャノコウジ マサオ

20世紀日本人名事典 「武者小路 正雄」の解説

武者小路 正雄
ムシャノコウジ マサオ

大正・昭和期の社会運動家 “新しき村”後継者。



生年
明治36(1903)年2月3日

没年
昭和58(1983)年4月28日

出身地
山口県萩市

旧姓(旧名)
杉山 正雄(スギヤマ マサオ)

学歴〔年〕
山口高(旧制)中退

経歴
大正10年山口高在学中に武者小路実篤の理想郷建設の思想共鳴、11年中退して宮崎県児湯郡木城村に造られた“新しき村”に住み込む。実篤が妻の房子と離婚して村を離れた後も生活をつづけ、昭和7年実篤の養子となり、房子と結婚。村の常務理事を務めた。農耕に携わる傍ら、同村内の機関誌に小説を発表するなど文化活動を続けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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