ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「武帝[南朝陳]」の意味・わかりやすい解説
武帝[南朝陳]
ぶてい[なんちょうちん]
Wu-di; Wu-ti
[没]永定3(559)
中国,南朝の陳の第1代皇帝 (在位 557~559) 。姓名は陳覇先。字は興国。廟号は高祖。微賤の出であるが,梁末の混乱期に武将として頭角を現し,対立者王僧弁を殺し,太平2 (557) 年梁の皇帝から位を譲り受け,陳朝を建てた。当時の陳の国力は創業期の南朝の他の王朝に比べて最も弱かった。
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