正精進(読み)しょうしょうじん

精選版 日本国語大辞典 「正精進」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょうじん シャウシャウジン【正精進】

〘名〙 仏語八正道一つ仏教の実践修行としての正しい努力。
神皇正統記(1339‐43)上「八正とは、内典に、正見、正思惟、正語正業正命、正精進、正定、正恵、是を八正道と云」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正精進」の意味・わかりやすい解説

正精進
しょうしょうじん

八正道」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の正精進の言及

【仏教】より

…(4)道諦(どうたい) この,苦の滅を達成するために実践すべき正しい道で,8項ある(八正道(はつしようどう))。すなわち,(a)正しい物の見方(正見),(b)正しい心のもち方(正思),(c)正しい言葉遣い(正語),(d)正しい行動――不殺生,不偸盗などの戒を守る(正業),(e)正しい生活(正命),(f)正しい努力精進(正精進),(g)正しく教えを憶念する(正念),(h)正しい禅定の修習(正定)。 以上の四諦は苦因→苦,道の実践による苦因の滅→苦の滅という2種の互いに相反する方向の因果関係を含む。…

※「正精進」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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