正月小屋(読み)ショウガツゴヤ

デジタル大辞泉 「正月小屋」の意味・読み・例文・類語

しょうがつ‐ごや〔シヤウグワツ‐〕【正月小屋】

小正月少年たちが泊まり込み、その後に焼く仮小屋東日本に多い風習。どんどん小屋雪小屋さいと小屋。

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精選版 日本国語大辞典 「正月小屋」の意味・読み・例文・類語

しょうがつ‐ごや シャウグヮツ‥【正月小屋】

〘名〙 小正月子どもが泊まりこむための小屋。山形県酒田市飛島などでいう。

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百科事典マイペディア 「正月小屋」の意味・わかりやすい解説

正月小屋【しょうがつごや】

鳥小屋,雪小屋,かまくら,どんどん小屋とも。雪を積んだり,心柱樹枝をふいた仮小屋。小正月に子どもたちが籠(こも)り寝食を共にし,多く左義長(さぎちょう)などの火祭で焼き払う。お籠りに付随し,鳥追行事も行われる。→正月

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