正徳一分金(読み)しょうとくいちぶきん

精選版 日本国語大辞典 「正徳一分金」の意味・読み・例文・類語

しょうとく‐いちぶきん シャウトク‥【正徳一分金】

〘名〙 江戸時代、正徳四年(一七一四)から小判丁銀豆板銀とともに発行された一分通用の金貨重量品位ともに慶長一分金と同じで、外観もよく似ている。次の享保年間(一七一六‐三六)に長く通用したので、「享保一分金」とも呼ばれる。また、別に「武蔵一分金」の俗称もある。

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