正反射(読み)セイハンシャ

デジタル大辞泉 「正反射」の意味・読み・例文・類語

せい‐はんしゃ【正反射】

鏡など完全に平らな面で生じる、入射角と反射角が等しく、反射光線が平行光線である反射鏡面反射。→乱反射

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正反射」の意味・読み・例文・類語

せい‐はんしゃ【正反射】

〘名〙 平行光線が物体で反射したとき、反射光が再び平行光線になるような反射。鏡やよく磨かれた金属板の表面などで生じる。鏡面反射。⇔乱反射

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の正反射の言及

【乱反射】より

…これを乱反射あるいは拡散反射という。これに対して一定方向に反射波が生ずる場合を鏡面反射または正反射という。光が入射してから射出するまで何回も反射や屈折を繰り返すような塗料面の反射も乱反射の一種で,そのためいろいろな方向から目で物体を認識できる。…

※「正反射」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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