正反対(読み)せいはんたい

精選版 日本国語大辞典 「正反対」の意味・読み・例文・類語

せい‐はんたい【正反対】

〘名〙 (形動) まったく反対であること。まるで、あべこべであること。また、そのさま。
小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉一二祖父(ぢぢい)とは、なる可く正反対(セイハンタイ)に有らせ度いと」
田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五「其言葉の陰には丸でこれと正反対の心がかくれて居た」

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デジタル大辞泉 「正反対」の意味・読み・例文・類語

せい‐はんたい【正反対】

[名・形動]全く反対であること。まるで逆なこと。また、そのさま。「正反対な(の)考え方
[類語]反対ぎゃく逆様さかさまさかあべこべかえって裏腹うらはら裏返し裏表うらおもて右左みぎひだり上下うえした後ろ前真逆本末転倒主客転倒

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