正力松太郎賞(読み)しょうりきまつたろうしょう

知恵蔵mini 「正力松太郎賞」の解説

正力松太郎賞

その年のプロ野球の発展に最も貢献した人物(監督コーチ、選手、審判)に贈られる賞。日本初のプロ野球チーム「大日本東京野球倶楽部」(現・読売ジャイアンツ)を創設した元読売新聞社社長、正力松太郎功績を称え、1977年に創設された。以来、読売新聞社の主催により毎年開催されている。授賞者は球界関係者からなる正力松太郎賞選考委員会によって選出され、金メダルと賞金500万円が授与される。2013年現在の最多受賞は王貞治の4回。特別賞が授与される場合もあり、13年までにイチロー(鈴木一朗)と田中将大の2人が受賞している。

(2013-11-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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