正五九月(読み)しょうごくがつ

精選版 日本国語大辞典 「正五九月」の意味・読み・例文・類語

しょうごく‐がつ シャウゴクグヮツ【正五九月】

〘名〙 陰暦正月五月九月との称。忌み月として、結婚などを禁じ、災厄を払うために神仏に参詣するものとした。斎月正五九
※波形本狂言・大般若(室町末‐近世初)「正五九月には御祈祷に参る」 〔事文類聚‐天時部・陰陽避忌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「正五九月」の意味・読み・例文・類語

しょうごく‐がつ〔シヤウゴクグワツ〕【正五九月】

陰暦の正月・5月・9月の称。忌むべき月として、結婚などを避けたり厄払いのために神仏に参詣したりした。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android