歓然(読み)カンゼン

デジタル大辞泉 「歓然」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜん〔クワン‐〕【歓然】

[ト・タル][文][形動タリ]喜ぶさま。
「二郎は―として笑い」〈独歩・おとづれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「歓然」の読み・字形・画数・意味

【歓然】かん(くわん)ぜん

よろこぶさま。〔列子、説符〕牛缺なるは、上地大儒なり。~盜に沙の中にふ。盡(ことごと)く其の衣裝車馬を取られ、して去る。之れをること然として、憂ひ(をし)む色無し。

字通「歓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android