歌軍・歌戦(読み)うたいくさ

精選版 日本国語大辞典 「歌軍・歌戦」の意味・読み・例文・類語

うた‐いくさ【歌軍・歌戦】

[1] 〘名〙 歌と戦。歌道と武道文武
俳諧・正章千句(1648)三「歌軍文武二道の蟾(かはづ)かな 声も花奢なる花の鶯」
[2] (歌軍) 狂言。大蔵流八右衛門派番外曲。西行法師の庵室西行桜もとで、西行が桜、訪れた女たちが梅と、それぞれの好む花にちなむ歌を詠み合い、たがいに枝で打ち合う争いとなる。

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